Aug 05, 2011

状態の記号ゴールドカード

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 【ロンドン笠原敏彦】世界的なメディア王ルパート・マードック氏傘下の英メディアグループ「ニューズ・インターナショナル(NI)」は7日、創刊168年の伝統と英国最大規模の発行部数を持つ日曜大衆紙「ニューズ・オブ・ザ・ワールド」を今月10日号を最後に廃刊すると発表した。英国ではワールド紙による大規模な電話盗聴スキャンダルへの非難が沸騰しており、その責任を取った形の大胆な決定だが、事態が収束する気配はない。

 有名人や政治家を中心にした一連の盗聴スキャンダルの発覚は05年までさかのぼり、ワールド紙の記者や雇われて実際に盗聴を行った私立探偵ら5人が逮捕されている。

 しかし、今月初めに誘拐殺人事件の被害少女(当時13歳)の携帯電話も標的にしていたことが判明。大衆紙の強引な取材には慣れている英社会にも強い衝撃が走った。

 被害少女ミリー・ダウラーさんは02年3月に誘拐され、半年後の9月に遺体で見つかった。報道によると、ワールド紙はこの間、彼女の携帯に残された安否を気遣う家族らのメッセージを盗聴し、その一部を削除。少女自身が削除したのではと家族や捜査員らに「生存」への期待を抱かせ、捜査を誤らせた可能性があるという。

 キャメロン首相はこの事態に「吐き気がする」と語り、刑事捜査終了後に全容を解明するため公聴会を開くことを約束した。

 その後もイラク・アフガニスタン戦争の戦死兵やテロ犠牲者の遺族らを盗聴していた疑惑が表面化し、盗聴の被害者は4000人に及ぶ可能性が指摘され、情報取得のために警察に金を渡していた事実も明らかになっている。

 この展開に、大手企業は相次いでワールド紙への広告掲載の中止を発表。マードック氏の息子でNI社会長のジェームズ・マードック氏は急きょ7日の声明で「訴えが事実なら我が社の中に(ワールド紙の)場所はない」と述べ、廃刊を発表した。

 NI社は、傘下に高級紙タイムズや大衆紙サンなどを保有。また、有料テレビでの事業拡大も目指しており、廃刊決定は関連メディアへの悪影響を懸念した結果と見られる。

 盗聴にワールド紙編集幹部が関与したかどうかは不明。スキャンダルの渦中にあるこの新聞の元編集幹部2人はキャメロン首相に近く、首相も微妙な立場に置かれている。

 【ことば】ニューズ・オブ・ザ・ワールド

 1843年に創刊された英国の日曜タブロイド紙。今年4月の発行部数は約260万部で日曜紙としては断トツ。ルパート・マードック氏が1969年に買収し、現在は氏が率いる米「ニューズ・コーポレーション」の英国子会社「ニューズ・インターナショナル」が保有。「おとり取材」などで知られ、芸能人やスポーツ選手らのゴシップ記事が多い。

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 中国鉄道部(鉄道省)の王勇報道官は7日、国営新華社通信の取材で、中国の高速鉄道(高鉄)について日本メディアが「日本の新幹線のコピー」と非難していることに対し、「技術の多くは日本の新幹線よりはるかに優れている」と反論した。さらに「中国は国際法規に基づき喜んで日本に関連技術を提供したい」と整備新幹線計画に参入する意欲も示した。新京報が8日伝えた。

■「中国の鉄道高速化・高速鉄道」写真特集

 王報道官は、日本の一部メディアが中国の高速鉄道を「日本の新幹線のコピー」と非難していることに対し、高速鉄道と新幹線を「同列に論じることはできない」と反駁し、高速鉄道の技術の多くは新幹線を「はるかにしのいでおり」、「速度面でも快適さでも大きな差がある」と主張した。

 王報道官によると、中国の高速鉄道はすでに1900件以上の特許を出願しており、さらに481件が受理されている最中という。

 中国が高速鉄道技術の特許を海外で申請することに日本で反発が広がっていることについて、王報道官は、どんな特許を申請したのかもはっきりしないうちから強烈な反応を示すのは「自信のなさの現れ」だと述べた。川崎重工が「契約違反であれば法的措置をとる」としていることについては、「中国に対して訴訟を起こすというのなら、お好きにどうぞ」と述べた。

 王報道官はさらに、日本が整備計画をしている全長870キロメートルの5本の新幹線について、「中国は国際法規と国際貿易ルールに基づいて、喜んで日本に関連技術を提供したい」と参入に意欲も示した。(編集担当:阪本佳代)


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